患者
男性 23歳
期間
2023/7 計2回
症状
朝は口が開かないが、昼間くらいから開くようになってくる。口が開かなくなる1週間前は頭痛、肩こりがあったが今は感じていない。
口が開かなかった日はうつ伏せで寝てしまったのが原因ではないかと考えている。
以前から顎関節症の違和感は感じていた。
施術
初回
朝は全く開かないが、施術の時間がお昼という事もあり指2本分なんとか開けられる。本人は首肩こりの自覚はないが、触ると痛みを感じる。
まず肩こりを緩和させる目的で鍼を行った。その後顎関節症に関係する鍼を行った。
2回目 5日後
朝もほとんど問題なく口も開くようにもなり、来週旅行へ行くので最後の調整にきてくれた。
後日調子を伺うと旅行も楽しく行く事もでき、顎関節症も問題なくなったと報告を頂いた。
考察
以前から違和感を感じていた様なので元々顎関節症の調子は良くなかったのかもしれない。
うつ伏せで寝てしまった事により、顎関節に負担が過度にかかり、アゴや首肩が緊張してしまったのではないかと考えた。
今回の顎関節症は期間も浅く割りと早い段階で良くなかった。
顎関節のトラブルは案外多く、鍼灸も役に立てる事もある。