五十肩(肩の痛み)

4 min 2,176 views
50代
60代 男性

症例7

詳しくは画像をクリック!

症例6

詳しくは画像をクリック!!

症例5

詳しくは画像をクリック!

症例4 左肩が挙がらない五十肩

施術回数 10回

半年前から徐々に腕を挙がらなくなり、ほっておけば治るだろうと思っていたが、次第にひどくなり、日常生活にも支障が出始め今は常に左肩が重く、痛みがある。腕を前に挙げる(屈曲)、腕を横に挙げる(外転)、髪を触る(結髪)、腕を腰に回す(結帯)、ゴルフのスイングができない(内転)などに困ってる。日常生活の動作では、物が取れない、服の脱ぎ着ができない、髪が洗えない、寝返りなどで痛みで起きてしまうなどとりあえず痛みをなんとかしたくて、ホームページで当院を見つけ、ご連絡を頂いた。

症例3 腕が横に挙がらない五十肩

患者 50代 男性
来院期間 2019/1 計4回 (週1ペース)

来院理由と症状
半年前から腕が挙がらなくなり、痛みがあり、夜間痛のある。日常の動作では服の脱いだり、着たり、寝ていた状態から手を着いて起き上がったりなど困っている。仕事では腕を挙げるような姿勢もあり、痛みで力が入らないので困り、近くの整形外科に通ったがあまり改善が見られず、家族の方が当院のホームページ見つけて頂きご連絡を頂いた。
施術内容と経過
初回 肩の可動域を確認すると
・腕を前に挙げる(屈曲)は160°
・腕を横にあげる(外転)は90°以下で痛みが強く挙がらない
・頭の触る動作(結髪動作)痛みはあるが何とかできる
・手を後ろで組む動作(結帯動作)痛くてできない
まず、腰のツボを押して腕が挙げやすくなるかをチェックし、少し良くなるので腰のツボを使い、次に足首とスネにあるツボを使った。肩の外転が施術前と比べると可動域が広がり、120°ぐらいまで挙がるようになる。ここから少し肩を動かす運動をし、さらに肩の動きを細かくチェックし、胸椎のツボに鍼をしてた。肩の外転の動きをチェックすると160°ぐらいまで挙げれるようになり、痛みも少ないという事なので軽めのセルフケアを指導し施術を終了した。
2回目 1週間後 肩の調子は良く、肩の外転は140°まで挙がるようになっている。前回と同様の施術を行った。
3回目 1週間後 もう日常生活では肩の痛みはさほど感じなくなってきた。仕事の時は痛みがでる事もある。
4回目 1週間後 仕事の時の痛みもあまりしなくなってきた。肩の外転もほぼ180°近くまで出来るようになり、その他の結帯、結髪動作も問題なくなった。可動域は完全ではないものの普段の生活で困る事がなくなったので本人の希望で卒業となった。
主に使ったツボ
志室L、申脈L、地機L、T1(1)L、T4(1)R
考察
今回の五十肩はそこまで重症な方ではなかったが、かなり日常生活に支障がでていた。肩の動きには股関節、腰、骨盤、胸椎、肩甲骨など様々な要因が絡んでくる。それらの制限がかかっているところを的確に施術することによって早期の改善が望める。

症例2 髪が結べない五十肩

患者 女性 50代
来院 2018年 8月

通院期間
 
計8回 (週1回ペース)

症状と来院理由

4月の半ば頃から左肩が痛くなり、自然に治ると思っていたが次第に腕の方まで痛くなりこのままでは困るのでネットで検索したところ当院のホームページを発見し来院した。
今一番ツライ事は腕が前、横に挙がらない。日常生活では髪を結ぶ動作(結髪動作)服の脱着、ズボンを上げる(結帯動作)、シートベルトを取る、横になっていて起き上がる時に手をつくと肩痛い、寝返りが痛い、腕がだるいなど

施術内容と経過
1診目 肩の前後の軸を整えるため腰のツボ、ふくらはぎのツボに鍼をした。少しではあるが動かしやすくなった。次いで肩甲骨のツボに、足のツボをに鍼した。最後に肩の活法をし、運動療法とストレッチを指導し終了した。
2診目 前回の施術後はだるさがでた。肩に関してはあまり変化を感じられない。
背中のツボに2か所ツボ、足首のツボ鍼をし、前回と同様に活法などを行う。
施術は髪が結ぶのに痛みが軽減した。
3診目 前回と同様に施術した
4診目 前回3診目以降、肩はだいぶマシになってきた。朝は肩が動きにくい、寝返りは痛い
5~7診目 同様に施術した。
8診目 7診以降、朝の動きにくさもなくなってきた。髪も結ぶことも苦ではなくなった。
背中、足、ふくらはぎのツボに鍼をし、活法をして施術を終了した。可動域としては完全ではないが日常生活では不便がなくなってきたのでご本人の希望もあり、何かあれば連絡下さいと伝え卒業となった。
主に使用したツボと活法
志室L、承山L、ふくら2L、足太陽L、申脈L、T2(1)L、T4(1)L
綱引き、三角筋のつかみ、肩甲骨返し
考察
今回の症例はまだ固まってしまう前の五十肩だった。1~3診目まであまりを変化はなかったが、4診目辺りから動きが良くなっていった。動きが滑らかになってくると痛みも軽減してくる。整動鍼、活法では動きを整える事が得意であり、肩が痛いからと言って肩だけに原因があるわけではないこの事を忘れず今後も施術に活かしたい。古くなり固まってしまった五十肩は改善にはものすごく時間と労力がかかってしまう、なので早めの受診がおすすめである。

 
 
 
 
 
 
症例1 痛みで夜の眠れない五十肩

患者 50代 男性
来院 2018年 1月

来院 2018年 1月

通院期間 2018/1~2018/8 計14回

症状と来院理由
かなり前から肩に痛みはあったがここ1ヶ月前から左側の肩が痛くなり、動かなくなった。肩を前に挙げる90°以下横に挙げる90°以下結帯動作、結髪動作が痛たくてできない。夜痛みで眠れない。何もしなくても肩がズキズキしている。自宅近くの整形外科に週1のペースでリハビリに通うが芳しくない。当院に来院していた奥さんの紹介で来院した。

治療内容と経過
1診目 肩が硬縮していてほとんど肩が動かない状態で、安静時もズキズキ痛みがある状態であった。
左肩、腕はこの1ヶ月で痩せてしまった。炎症に対する背中の特徴的なコリ、緊張を見つけ、対応する手のツボに鍼をした。肩の前後の軸を作るため腰のツボ、ふくらはぎのツボに鍼をした。
横向きになり、肩甲骨、鎖骨周りを動かす活法をして施術終了した。肩の可動域は少し動かせるようになったがまだ痛みが強い。

2診目 1週間後、肩は安静時痛はあまりなくなり、寝返りをうつと痛みで起きてしますが夜も割と寝れるようになった。動作時痛はまだあり強い。今回は肩より仕事中にぎっくり腰になってしまい、ぎっくり腰の対応をした。
3診~6診 肩は安静時には痛みはもうほとんどなくなったが肩を前にあげる、横にあげる動作は少しずつだが上がるようになって来ている。屈曲が120°外転100°まだ肘が伸びきらず、代償動作が出ている。
7診目 日常生活ではさほど気にならなくなってきたが仕事は力仕事も多く、痛みを感じる。手のツボ、腰のツボ、ふくらはぎのツボに鍼をし、肩を動かす活法と運動療法を行った。施術後肩は動かしやすくなり、動かして引っかかる場所、痛みの出る場所が腕の付け根から肩甲骨の内側に変化した。
8~10診目 同様に施術を行って少しずつだが肩の可動域は上がっている。
11診目 仕事が忙しく腰をまた痛めてしまった。今回は腰の対応した。
12~14診目 肩を上げるはほぼ180°、横に上げる動作もほぼ180°上がるようになったので終了した。

その他の症状

腰痛

主に使ったツボ

六谷、後谿、外谷、足太陽、申脈、玉竧、承山、志室、C5(1)、T2(1)、T3(1)

主に使った活法

綱引、肩回し、肩甲骨返し、承山上げ、側軸通し

考察

早い段階で安静時痛の方は良くなり、夜も寝られるようになったが硬縮した肩の可動域を改善するのには時間がかかってしまった。ご本人も夜の眠れなく心身ともに疲れていた時、痛みやシビレがでていた時を比べると楽になったとの事。
仕事柄、力仕事も多くかなり身体に負担をかけていたので腰の方も痛めやすかった。腰と肩はとても関係が深い。硬縮した肩は改善までに時間がかかってしまうので違和感や痛みを感じたら早めに受診をして頂くと改善も早く済む事が多い。

患者様の声

関連記事