目次
患者
男性 32歳 2020/8 計3回
症状
今年に入り1月、3月にギックリ腰をやってしまい、ずっと腰に違和感がありながらなんとか過ごしていたが、5歳のお子さんを抱っこした時に激痛が走り夜間救急車で運ばれて6日間入院した。
その後、痛みの程度はあまり変わらず30秒も歩けない。仰向けになる事もできず、車の運転はなんとかできるが乗り降りが激痛が走る。仕事もデスクワークであるが、座れないため休んでいる。痛め止めは全く効かない様子。
腰の動きを確認すると前も後ろにも動かせない。身体を横に倒す事も痛みが走る。右の股関節を曲げると左の腰が激痛が走る。そのため歩く事ができない
施術
1回目
まずは少しずつ痛みなく身体を動かるように手、腰、足、肩甲骨のツボを使い痛みが残るが歩きやすくなった。
2回目 5日後
30秒から2~3分は歩けるようになった。座っての仕事なら2~3時間はできるようになった。運転のできるようになったが、ハンドルを切ると腰に痛みが走る。
前屈みには少しできるようになった。
3回目 1週間後
10分程は歩けるようになった。朝起きる時に痛みを感じる。腰を反る事と痛みが出るが、それ以外は割と平気になった。腰のある部分が物凄く痛い。ここが痛みの中心ではないとの事。その部分が楽になるように施術を行った。施術後は腰は軽くなり、後ろにも反れるようになった。自宅でのケアを指導して終了した。
その後、激しい運動はまだできないが日常生活には支障がなくなったと報告を頂いた。
考察
今年に入り3回目のなかなかひどいギックリ腰であった。痛みが強すぎてどこがどう痛いのか本人にもわからなかったが、まずは少しずつでも楽になると痛い場所が明確になって来る。そうなればこちらとしても施術がしやすくなる。
改善はゆっくりであるが普通に動かせるレベルになり安心した。