活法とは

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― 当院が用いるのは鍼灸の効果を相乗させる碓井流活法です ―

三位一体

 

碓井流活法は別名「三位一体療法」と言われる。三位とは、「神(しん)」「身(しん)」、「心(しん)」を指す。
「神」とは心霊的なものを指す場合もあるが、碓井流では「環境」と定義し、環境からの影響を分析し対処する。三位を一体と捉えることにより次元の高い調整が可能となる。

 

超自然体

神、身、心が重なる、その中央に超自然体がある。超自然体とは「歪みのない心と体」と定義されている。言い換えれば、「何をしていても大丈夫な体」のことである。活法が目標とする健康の概念である。

痛みの三層構造

痛みを三層構造として捉える。起因点、原因点、発現点がある。
起因点とは「きっかけ」であり、原因点は「悪いところ」であり、発現点は「痛いところ」である。
碓井流では発現点に捕らわれることなく、総合的に痛みを分析し、それぞれに対応する。

歪みの定義

碓井流は、骨格的な歪みに対して骨を正そうという発想をもたない。なぜなら、骨が骨の意志で動くことはないからだ。
骨は付着している筋肉の緊張(収縮)によって動く。何かしらの原因で緊張状態が続くと、骨は中立のポジションから外れたままとなる。これが歪みである。碓井流では、筋肉を緊張させている原因にアプローチする。
また、活法から考える正しい姿勢とは「時と場合に応じた姿勢」のことであり、まっすぐな姿勢を指すわけではない。

 

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