患者
35歳
期間
2022/7~ 計2回
症状
二人目の妊娠で自然妊娠。
初期に切迫で1週間入院したが、その後特に大きなトラブルはない
お腹の張り感は特に感じる事はなく重たい物を持ったりすると少し張りを感じるぐらい、仕事はあと3週間ほどで産休に入る。
元々妊娠前から肩こりはあり、たまに頭痛がある。最近お腹が大きくなってきて腰が痛くなってきた。一人目の妊娠後期に腰がとても痛くなったのでそこが怖い。イスからの立ち上がり動作や歩くと腰に痛みが出ている。
施術
初回
お腹をチェックすると右の肋骨の辺りに硬い物が触れる事ができる。おそらく頭であろう。右のお尻を押さえると強い痛みが出る場所がある。右の首肩の緊張が強い。
それらの緊張を取るように施術を行い、安産灸と逆子のお灸を行った。
自宅でのお灸などの説明も行った。
赤ちゃんは施術中よく動いてくれて、腰の痛みも少なくない。スムーズに動けるようになった。今回はこれで様子を見るため終了。
2回目 4日後
腰の痛みは3日目まで良かったが、今日は少し痛みが出ている。
赤ちゃんの蹴る位置が若干変わっている様子で硬い部分(頭)が前回より下になっている。
自宅でのお灸も赤ちゃんは動いてくれている様子。
前回と同様に施術を行った。
その後、検診で逆子が直っている事を報告してくれました。
考察
自覚的にお腹の張りはあまり感じていなかったが、右肋骨の辺りやお尻の硬さがあったのでそこを緩めるように施術を行った結果お腹が柔らかくなったので赤ちゃんが回りやすくなったのではないかと考えられる。鍼灸をしたおかげで回ったとは思わないが、お母さんの不調を取り除いてあげると改善率は上がるのではないかと考える。