低音型感音性難聴の耳鳴りとつまり感

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患者

女性 39歳

期間

2023/5 〜6 計4回

症状

2週間前に急に耳がおかしくなり、耳鼻科に受診すると左の低音が40db程度に下がり低音型感音性難聴と診断された。聴力に関してそこまで下がっていないが、耳鳴りや耳のつまっている感じがツラい。朝が特に辛く、寝起きが最悪である。

ここ最近職場でストレスを感じており、不眠気味になったのが原因ではないかと考えている。

首肩こりもひどく、噛み締めや歯ぎしりをしているので朝は顎も動かしにくい。

最初の1週間はステロイドを服用している間は耳鳴りやつまり感は楽になっていた。

聴力がある程度回復するとステロイドはなくなり、メチコバールやアデホスコーワだけになった。

すると耳鳴りやつまり感がまた気になり始めた。

施術

初回

まずは首肩周りの緊張を緩めるように施術を行った。首がかなり楽になったようで、耳の方は2日前後様子を見てもらうようにお伝えして施術を終えた。

2回目 1週間後

前回の次の日は首のダルさが少し出た。耳のつまり感がかなり軽減されており、とても喜んでいる様子であった。

耳鳴りは寝る時に気になる。睡眠は前回の施術を行った日と翌日は良く寝れたが、また眠りが浅い日が続いている。

3回目 1週間後

今回ダルさが出る事もなく、調子も良くつまり感はたまにあるかなっという程度になっている。耳鳴りも寝る時には若干鳴っているが、すごく気になるほどではない。

睡眠も少しずつ深くなっている気がする。

4回目 1週間後

天候の影響や疲れがあるとつまり感や耳鳴りが出ることもあるが、日常生活には支障がなくなってきたので今回で一旦施術終了。

考察

今回の耳の症状はストレスからの不眠や過緊張が引き金になって出てきたのではないかと考えた。

首肩周りの緊張は耳の症状や不眠に関係が深い。その緊張を解いてあげる事により症状の改善に役に立ったのではないか

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