目次
患者情報
女性 50歳
施術期間
2026/3〜2026/4 計5回
症状の詳細
1ヶ月前に風邪をひき、熱やのどの痛みは治まったものの咳だけが止まらない状態が続いていた。
特にひどいのは寝るときと明け方。夜中に咳き込んで目が覚めてしまい、眠れない日が続いていた。人と話していると咳が出るため、仕事や会話中も気を遣う状態。痰がからむ感じも続いていた。
咳のしすぎで腹筋が痛くなるほどで、体力的にも消耗されていた。
内科でレントゲンを撮ったが異常なし。「咳喘息」と診断され吸入薬を処方されたが、思うように改善しなかったため来院された。
施術経過(全5回)
初回
首の前側から鎖骨まわり、背中の上部にかけて強い緊張がみられた。咳を繰り返すことで呼吸に使う筋肉が固まり、常に浅い呼吸になっている状態。
のど周辺を直接刺激するのではなく、背中・首まわり・手足のツボから呼吸をしやすい体に整えることを優先した。
2〜3回目 週2回
2回目の時点で「夜中に起きる回数が減った」とのこと。明け方の咳込みも軽くなり、まとまって眠れる日が出てきた。
話している時に出る咳も減り、日中の負担が軽くなってきた。腹筋の痛みも和らいだ。
4〜5回目 週1回
夜の咳がほとんど出なくなり、朝までぐっすり眠れるように。痰のからみも解消した。
現在は咳も出ず、普通に眠れている状態で経過良好。
考察
風邪のあとに残る咳は、ウイルス自体はいなくなっているのに気道が過敏なままになっていることで起こります。ちょっとした刺激(冷たい空気・会話・横になる姿勢)でも咳のスイッチが入ってしまう状態です。
今回の方は咳を繰り返したことで首から背中の呼吸に関わる筋肉がガチガチに固まり、その緊張がさらに咳を誘発するという悪循環に入っていました。
呼吸に使う筋肉をゆるめ、深く息が入る状態を作ったことで、2回目から夜の咳が減るという早い変化につながったと考えられます。眠れるようになると回復力が戻り、そこから一気に落ち着いていきました。
長引く咳・咳喘息と鍼灸治療について
風邪のあとに3週間以上続く咳は「感染後咳嗽」や「咳喘息」と呼ばれ、熱もなくレントゲンにも異常が出ないのが特徴です。夜間や明け方に強くなる、会話や冷気で誘発される、痰がからむ、といった症状がよくみられます。
病院では吸入薬(ステロイド)や気管支を広げるお薬が使われますが、効果が出るまでに時間がかかったり、十分に改善しない方もいらっしゃいます。
鍼灸は咳で固まった首・胸・背中の筋肉をゆるめ、深い呼吸ができる状態に整えることで、咳の悪循環を断つことを目指します。のどを直接強く刺激することはありませんのでご安心ください。
患者様からいただいたご感想
施術後、患者様からLINEで近況のご報告をいただきました。ご本人の許可をいただきましたので、原文のまま掲載いたします。
こんにちは
今回はお世話になりました。
今はしっかり寝れるようになっています。1番辛い時は咳のし過ぎて、腹筋が崩壊してしまい…とても辛かったです。改めて睡眠って大事だなっと実感しました。
(患者様より)
鍼灸もとても効果を感じ、今後もまたお世話になると思います!
その時はよろしくお願い致します。

※掲載にあたり、患者様ご本人の許可をいただいています。
※施術の効果には個人差があります。同じ症状でも全ての方に同じ効果をお約束するものではありません。
岡山市で長引く咳・咳喘息でお悩みの方へ
岡山市で「風邪は治ったのに咳だけ止まらない」「夜中の咳で眠れない」「レントゲンは異常なしと言われた」とお悩みの方は、しらお鍼灸院にお気軽にご相談ください。咳が続くと体力も睡眠も削られてしまいます。まずはLINEまたはお電話でお問い合わせください。



