目次
患者情報
女性 70代
施術期間
2026/1 〜 2026/4 計7回
症状の詳細
半年前に右の脇腹に帯状疱疹を発症。発疹自体は治まったものの、ピリピリ・ズキッとした痛みだけが残ってしまった。
特につらいのは夜で、横になると痛みが強くなり眠れない日が続いていた。眠れないことで日中もぐったりしてしまい、体力的にも精神的にも消耗されていた。
皮膚科・ペインクリニックで「帯状疱疹後神経痛」と診断され、リリカ、続いてタリージェを処方されたが、思うような改善がみられなかった。「このまま痛みと付き合っていくしかないのか」とご不安になり、ご家族の勧めで来院された。
施術経過(全7回)
初回
右の脇腹から背中にかけて筋肉の緊張が強く、触れると痛みが響く状態。全身の冷えもみられた。
痛みのある場所を直接強く刺激するのではなく、背中・腰・手足のツボから全身の巡りを整えることを優先。刺激量を抑えて施術した。
2〜3回目 週1回
「施術した日はいつもより眠れた」とのこと。痛みの強さ自体は大きく変わらないが、痛みが出ている時間が少しずつ短くなってきた。
4〜5回目 週1回
夜に目が覚める回数が減り、まとまって眠れる日が増えてきた。日中のだるさも軽くなり、表情が明るくなられた。
脇腹の筋肉の緊張もゆるみ、触れた時に響く感じが弱まってきた。
6〜7回目 2週間ごと
強い痛みはほとんど出なくなり、夜も眠れるように。疲れた時や気候の変わり目に軽く出る程度まで落ち着いた。
現在はたまに軽い痛みが出る程度で、日常生活に支障のない状態を維持されている。
考察
帯状疱疹後神経痛は、ウイルスによって神経そのものがダメージを受けたことで起こる痛みです。発疹が治っても痛みだけが残るのはそのためで、湿布や一般的な痛み止めが効きにくいという特徴があります。
今回の方は痛みをかばう姿勢が続いたことで脇腹から背中の筋肉が固まり、その緊張がさらに痛みを強めるという悪循環に入っていました。
痛む場所を強く刺激するのではなく、全身の巡りと緊張をゆるめることから始めたことで、まず「眠れる」という変化が出ました。睡眠がとれると体の回復力が戻り、そこから痛みも落ち着いていったと考えられます。
帯状疱疹後神経痛と鍼灸治療について
帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹の発疹が治った後も3ヶ月以上痛みが続く状態を指します。50歳以上の方に多く、「ピリピリする」「焼けるように痛い」「服が触れるだけで痛い」といった独特の痛みが特徴です。
病院ではリリカ・タリージェなどの神経の痛みに使うお薬や、神経ブロック注射が行われますが、眠気やふらつきといった副作用が出る方、十分な効果が得られない方も少なくありません。
鍼灸は痛みをかばうことで固まった筋肉をゆるめ、血流と自律神経のバランスを整えることで、痛みの悪循環を断つことを目指します。痛みの強い場所を無理に刺激することはありませんので、ご安心ください。
患者様からいただいたご感想
施術後、ご家族の方からLINEで近況のご報告をいただきました。ご本人・ご家族の許可をいただきましたので、原文のまま掲載いたします。
母がお世話になりました。
その後痛みはゼロではないもののひどい時が10なら今は1ぐらいだそうです。
痛みがひどい時は家事もできず💦じっとしている事が多かったですが、今は趣味の編み物も楽しそうにやっています。
疲れた時や冷えると少し堪える様子ですが、すぐ落ち着くみたいです。
最近はまた肩こりが気になるみたいなので近々お伺いさせていただきます。
よろしくお願い致します。
(患者様のご家族より)

※掲載にあたり、患者様ご本人・ご家族の許可をいただいています。
※施術の効果には個人差があります。同じ症状でも全ての方に同じ効果をお約束するものではありません。
岡山市で帯状疱疹後神経痛でお悩みの方へ
岡山市で「帯状疱疹が治った後も痛みが残っている」「夜、痛くて眠れない」「薬を飲んでも変わらない」とお悩みの方は、しらお鍼灸院にお気軽にご相談ください。「歳のせい」「もう治らない」と諦める前に、できることがあります。ご家族の付き添いも歓迎です。まずはLINEまたはお電話でお問い合わせください。



