目次
患者情報
男性 15歳 中学3年生
施術期間
【2025/5】〜【2026/1】計10回
症状の詳細
朝どうしても起きられない状態が続き、遅刻や欠席が増えていた。無理に起こすと立ちくらみ・頭痛・腹痛が出て、午前中はずっと体がだるい。
午後から夕方にかけては元気になるため、周囲からは「怠けているだけでは」と見られることもあり、ご本人も親御さんも苦しい思いをされていた。
小児科で「起立性調節障害」と診断。受験を控えた中学3年生という時期でもあり、「このまま高校に通えるのだろうか」というご不安から、お母様が鍼灸を調べて来院された。
施術経過(全10回)
初回
首から肩にかけての緊張が強く、背中も硬い。手足は冷たい。食欲も少なめ、自律神経の切り替えがうまくいっていない状態と判断。
まずは緊張をゆるめることを優先し、首・肩・背中と手足のツボを中心に施術。鍼が初めてだったため、細い鍼で刺激は控えめに行った。
2〜3回目 週1回
「施術した日の夜はよく眠れる」とのこと。朝の起きづらさ自体はまだ大きく変わらないが、日中のだるさが少し軽くなってきた。
4〜6回目 週1回
4回目あたりから変化がはっきりと出てきた。朝、声をかけると起きられる日が増え、立ちくらみと頭痛の回数が減少。腹痛もほとんど出なくなった。
遅刻はあるものの、欠席せず登校できる日が続くように。
7〜10回目 2週間ごと
自分で起きられる日が定着。午前中のだるさもかなり軽くなり、通常どおり登校できる状態に。手足の冷えも改善し、体力面での不安が減った。
受験に向けて生活リズムを整えられたことを、ご本人・親御さんともに喜ばれていた。
考察
起立性調節障害は「気持ちの問題」ではなく、自律神経がうまく働かず、起き上がった時に血圧や脳への血流を保てないことで起こる体の不調です。
今回の方は首・肩・背中の緊張が強く、体が常に力の抜けない状態でした。鍼灸で緊張をゆるめ、手足の冷えを改善していくことで、自律神経の切り替えがしやすくなったと考えられます。
4回目あたりから変化が出たように、数回の継続で手応えが見えてくることが多いのもこの症状の特徴です。焦らず通っていただけたことが結果につながりました。
起立性調節障害と鍼灸治療について
起立性調節障害は、小学校高学年から高校生に多くみられる自律神経の不調です。朝起きられない・立ちくらみ・頭痛・腹痛・午前中のだるさといった症状が出る一方、午後には元気になるため、周囲から誤解されやすいという特徴があります。
病院では生活指導やお薬による治療が行われますが、「様子を見ましょう」と言われて時間だけが過ぎてしまうことも少なくありません。
鍼灸は首・肩・背中の緊張をゆるめ、血流と自律神経のバランスを整えることで、体が朝の活動モードに切り替わりやすい状態を作ります。お子さんには細い鍼で刺激を抑えて行いますので、鍼が初めてでもご安心ください。
患者様からいただいたご感想
施術後、お母様からLINEで近況のご報告をいただきました。ご本人・親御さんの許可をいただきましたので、原文のまま掲載いたします。
こんにちは
その後、休む事なく学校へ行けるようになりました。
たまに一限に間に合わない時もありますが、それでも自分で起きれるようになりました。
疲れが溜まったりするとお腹が痛くなりそうな気配がするので箱灸を自分でやっています。
箱灸をした日は深く寝れるみたいです。それと先生に報告があります。
志望校に受かりました✨
これでやっと私も気持ちが落ち着きます😂
この調子なら高校も休まず行けそうなので一安心です。
今度は私の身体がボロボロなので伺いますね
よろしくお願いします
(患者様のお母様より)

※掲載にあたり、患者様ご本人・親御さんの許可をいただいています。
※施術の効果には個人差があります。同じ症状でも全ての方に同じ効果をお約束するものではありません。
岡山市で起立性調節障害でお悩みの方へ
岡山市で「朝起きられない」「学校に行けない日が増えた」「病院で起立性調節障害と言われたが変化がない」とお悩みの親御さんは、しらお鍼灸院にお気軽にご相談ください。怠けではなく体の不調であり、鍼灸で楽になるケースがあります。親御さんの付き添いも歓迎です。まずはLINEまたはお電話でお問い合わせください。



