目次
患者情報
女性 49歳
施術期間
2025/10 ~ 2026/2 計10回
症状の詳細
半年前から急にのぼせと汗が止まらなくなり、夜中も3〜4回汗で目が覚めるようになった。日中もイライラと動悸があり、仕事に集中できない。
婦人科でホルモン補充療法(HRT)と漢方(加味逍遙散)を処方されているが、改善が頭打ちで「これ以上薬を増やしたくない」と来院。
肩こりと頭痛もひどく、市販の鎮痛薬を毎週使用していた。
施術経過(全10回)
初回
背中・首肩の緊張が非常に強く、特に肩甲骨の内側を押さえると強い痛み。お腹は冷えていて、おへその下の力がない。
自律神経のバランスを整える目的で、背中と首肩の緊張を緩める鍼灸を行った。お腹にもお灸でじっくり温めた。
施術後は「肩が軽い、頭がスッキリした」とのこと。
2回目 1週間後
施術当日の夜は久しぶりに朝までぐっすり眠れた。3日ほどで元に戻ったが、ホットフラッシュは少し回数が減った気がする。頭の鍼を追加した。
3回目 1週間後
夜中の覚醒が1回まで減少。動悸はまだあり、特に夕方が強い。
4〜6回目 各1週間ごと
ホットフラッシュが日中3回程度まで減り、汗の量も「シャツが湿る」程度に。眠りは5時間連続で取れるようになる。頭痛はほぼ完全に消失し、鎮痛薬を1ヶ月使っていない。
7〜9回目 2週間ごと
イライラがほぼなくなり、家族から「最近穏やかになった」と言われる。HRTを担当医と相談して減量開始。
10回目 1ヶ月後
ホットフラッシュは「ほとんど気にならない」レベル。だいぶ状態も落ち着いてきたので今回で一旦終了
考察
更年期の症状は自律神経の乱れと、身体の上半身に熱がこもり下半身が冷える「上熱下寒」の状態が背景にあるケースが多い。背中・首肩の緊張を緩めて熱を逃がし、お腹をお灸で温めて巡りを整えると、症状が安定しやすい。
薬と併用しながら、最終的には薬を減らせる状態を目指せるのが鍼灸の強みでもある。
更年期障害と鍼灸治療について
更年期障害は、女性ホルモンの急激な減少により自律神経が乱れ、ホットフラッシュ・発汗・不眠・イライラ・動悸・頭痛など多彩な症状を引き起こす疾患です。HRTや漢方薬による治療が一般的ですが、副作用や効果の頭打ちで悩む方も少なくありません。鍼灸は自律神経のバランスを整え、薬と併用しながら症状を改善できる選択肢として注目されています。
患者様からいただいたご感想
施術を進めるうちに、患者様からLINEで温かいメッセージをいただきました。ご本人の許可をいただきましたので、原文のまま掲載いたします。
いつもお世話になっております。
症状もだいぶ落ち着いてきて、生活が楽になってきました。
主人や子ども達にイライラしてよく衝突してましたが、それもだいぶ減りました😂また何かあった時はお世話になりたいと思ってますのでよろしくお願いします😊
— 患者様より(LINEでいただいたメッセージ)

※掲載にあたり、患者様ご本人の許可をいただいています。
※施術の効果には個人差があります。同じ症状でも全ての方に同じ効果をお約束するものではありません。
岡山市で更年期障害でお悩みの方へ
岡山市で更年期障害・ホットフラッシュ・不眠でお悩みの方は、しらお鍼灸院にお気軽にご相談ください。「薬を増やしたくない」「副作用が心配」という方も、鍼灸で楽になるケースがあります。まずはLINEまたはお電話でお問い合わせください。



