痛みとシビレで握力が半分まで落ちた頸椎ヘルニア

1 min 706 views

患者

男性 35歳

期間

2022/2〜

症状

半年前ぐらいから首の痛みが出始め、去年の12月頃に首から腕にかけてシビレも出始めた。総合病院でMRIを撮ってもらったら頸椎の4,5,6番がヘルニアになっていると診断を受けた。痛みは常にあり、痛み止めを飲んでも満足に寝ることができない状態である。握力も右は47キロ、左は24キロで半分にまで落ちている。症状がこのまま続くようなら手術をする方向との事。

施術

初回

以前から首の痛みがあったが、今は上に向く事は痛みやシビレが強くなり出来ない。元々仕事柄上を向く作業が多く、仕事はかなりきつい。

まず首の動きをスムーズに動かせるようにする事を目標にした。

首の動きを制限している、手足や肩甲骨に鍼をした。

まだまだ痛みやシビレは出るが、少し動かせるようになってきた。次いで首の制限を取るように首と背中に施術をした。

最初に比べると随分楽に動かせるようになったが痛みとシビレはまだある。

症状的にかなり深刻であったので少し時間と回数がかかる事をお伝えし、今回は施術を終了した。

 

2回目 1週間後

前回の施術後3日後までは少し楽になった程度であったが、その後はかなり症状もよくなり睡眠が取れるようになった。(3日後と6日後LINE)

痛みやシビレは日常生活でそこまで困る事はなくなり、仕事をすると症状が悪化するが休めば回復程度になった。

 

前回と同様に施術をした。

その後病院へ受診し、握力がほぼ戻っていることや痛みやシビレがなくなっていたので手術はせずに見送る方向になった。

 

今後様子を見ながら引き継ぎ継続予定である。

クチコミも頂きました!

考察

今回の症状はとても重たい症状であった。手術まで視野に入れていたが、結果は見送ることになり、患者さんもとても喜んでいた。

鍼でヘルニアが治る訳ではないが可能性を感じた症例ではあった。

今回は首肩周りがすごく張っている状態であったので、緊張を取り動きを整える事により症状の緩和に繋がったのではないかと考えられる。

関連記事