首から肩、肩甲骨辺りの鈍痛

1 min 1,360 views

患者

48歳 男性

期間

2021/12~2022/1 計3回

 

症状

ここ1ヶ月仕事が忙しく1週間前から右側の首肩、肩甲骨辺りの凝っているような鈍痛が常にあり困っている。特に仕事柄長時間パソコンを使うのでマウスを動かす事も痛くて出来なくなってくる。睡眠中にも痛くて寝れる事は寝れるが睡眠の質が悪いのか疲れが取れない。あと寝ていると肩の辺りが痛くなる事がある。

今1番困っているのは肩甲骨の辺りがツラいのでどうにかならないかと連絡を頂いた。

施術

初回

まず首肩、肩甲骨辺りの硬さをチェックすると左右差が顕著な所があった。次に首の動きを確認すると痛みで後ろに反らす事ができず、反らすと肩甲骨辺りの鈍痛が強くなり、腕に痛みが走る。肩は問題なく動かせる。

首の影響で痛みが出ているのではないかと考え、首の動きがスムーズになるように施術を行った。最初にチェックしたら硬さも左右差が少なくなり、首は施術前より後ろに反れるようになった。

少し症状は緩和したが、まだツラい症状は続いてる。

今すぐにはまだわからないかもしれませんが、2~3日後の様子を見てほしいと伝え、施術を終了した。

2回目 1週間後

肩甲骨辺りの鈍痛は前回の3日後辺りから軽くなり、日常生活はかなり楽になってきた。

首の動きは反ると痛みがでる。でも以前より目薬がやりやすくなった。正月前で仕事が忙しいがマウスを使う事もできている。

前回と同様の施術を行った。

3回目 10日目

少し期間が空いたが若干痛みがある程度で日常生活には支障がなくなっている。

後日

様子を伺ったところ、かなりいい状態で日常生活には困っていないと言うことで施術を終了した。

 

考察

今回の痛みは首の影響が大きかったのではないかと考え、首をカバーする背中に負担がかかりすぎた為に肩甲骨辺りの痛みが出ていたではないか

首の反る動きからしびれなども出ていたので頸椎症なども考えられるが、本来の首の動きになるように施術をし、動きが戻ってくるとしびれもなくなった。

このような神経症状を伴うケースも度々経験するが、神経痛のような症状はその場でよくなるというよりは少し時間が経ってから良くなっていく事が多い。

 

関連記事