患者
女性 42歳 職業 歯科医師
期間
2021/3~ 計3回
症状
仕事柄口の中を覗き込み作業をするために首肩こりがとてもツラく困っている。頭痛やめまいなどはない。最近はパソコン作業も多くさらにツライ状態が続いている。
施術
まず首の動きを確認すると左右の振り向きでは痛みがあり、前後に動かしても少し詰る感じの違和感が出る。
何もしていなくても首や肩が重くてツライ。
初回
仕事柄覗き込む作業も多いために腰、お尻にも負担がかかっていると考えて確認すると緊張の強いポイントがあった。
背中と首の連動を考え、肩甲骨の動きを良くなるように施術を行った。
首や肩の重さや痛みが軽くなり、手の緊張を解くように鍼をし、初回は終了した。
2回目 1週間後
その後調子は良いが、無理をすると堪える。肩が楽になった分、少し腰が気になるようになった。
3回目 2週間後
肩こりは感じるが気にしなければ大丈夫なレベルまでになっている。振り向く事も問題なくできるようになっている。
その後セルフケアなどを指導し、終了した。
考察
職業柄、口の中を覗く無理な体勢での作業が多く首肩に負担がかかるため、その緊張を解くように施術を行った。
この方の場合、お尻周りにも負担がかかり、それが首肩の緊張をより強くしていたようであった。お尻周りの緊張を解いてあげると首肩も軽く動きも良くなっていった。