突発性難聴、耳鳴り

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症例1 耳鳴りを伴う突発性難聴

患者
50代 男性

来院
2018年 3月

症状と来院理由
突発性難聴の症状が出る一週間前に中耳炎になり、夜中に耳が痛くて起きた。それから左の耳が聞こえにくく、耳鳴りを感じる。特に高い音が聞こえない。めまいもあり、
耳鼻科に受診後、鍼灸が耳の治療にいいと知り、ホームページで当院を見つけ来院した。
肩こりもあり、左のお尻の辺りも痛みがある。

治療内容と経過
1診目 まず首の硬さ、緊張を触診し、そこに関係している足首のツボに鍼をした。次いで首の動きをみてみると首を左傾ける、後ろに反らす動作に違和感と痛みがある。手にあるツボに鍼をした。少し違和感が軽減し、お尻にあるツボに鍼をし、肩こりも楽になったので治療を終了した。

2診目 めまいはだいぶよくなった。耳鳴りは相変わらずで、難聴もあまり変化ない。日常生活では特に女性の小さな声、やららかい口調の声が聞き取れない。肩こりは耳が気になっているのか感じ事が少なかった。前回と同様に治療をした。

3診目 前回は家に帰って少し聞こえ方が少し良い感じがした。耳閉感はある。音が二重に聞こえていたが少し気にならなくなった。聞こえ方に左右差は顕著にあるが前よりは良い。

高い音の少し良い感じがする。腕時計の秒針が左が全く聞こえない。

4診目 耳鳴りはなっているが少しマシになった感じがする。高音キーンとなっていたのが少し低くなった感じ。耳閉感も良く以前は反響して聞き取りにくかった私の声もはっきり聞こえるようになった。カーステレオの音量を下げても聞こえる様になった。今回はふくらはぎのツボに鍼をした。

5診目 女性の声も聞き取りやすくなった。静かな部屋、就寝時には耳鳴りが気になるが日常生活ではわりと気にならなくなった。以前に比べて聞こえ方の左右差が少なくなってきている。高い音が聞き取りにくい、(換気扇の音、指のこすれる音など)疲れていると聞こえ方が悪くなる、朝は調子がいい。聴力検査でも左右差が少なくなってきている。

6診目 日常生活ではだいぶ良くなってきた。ただ周りがうるさいと人の声が聞き取りにくく疲れてしまう。左右差はやはりある。耳鳴りは静かな所では感じる。肩こりの感じは以前よりは感じなくなった。

7診目 耳鳴りはしている。気にしなければ気にならなくなった。聞こえ方は高い音が少し聞き取りにくい。以前腕時計の秒針が聞こえなったが聞こえるようになった。日常生活では困る事は少なくなった。首の側面に緊張があったので手のツボに鍼をした。

 

主に使用したツボ
水泉、大鐘、六谿、中渚、懸鐘、膀胱兪、承山

 

考察
突発性難聴になって10日ぐらいで来院して頂いたので聴力も耳鳴りも0ではないが以前と比べて改善し、日常生活ではあまり気にする事なく生活できるようになったので治療を終了した。突発性難聴の治療では早いうちからの治療の方が改善が見込める。耳の治療では首、肩の緊張を局所ではなく首肩に緊張を作っている原因の部分をピンポイントで緩めて内耳の血流を改善してあげる事が大事である。

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